2023年12月8日、みずほ銀行は近年、特に女性の間で高まるNISAへの関心を背景に、2024年1月から始まる新NISAに関連して、今さら聞けない「新NISA基礎知識」を女性視点で解説するプレスセミナー&ラウンドテーブルを開催しました。

ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんを迎え、みずほ銀行の担当者が新NISAの概要やつまずきがちな課題、みずほ銀行での新NISAにまつわる取り組みなどを解説しました。

NISAなど投資の足踏みループに陥っているならまずは相談を

冒頭では、みずほ銀行 個人業務部 推進チーム次長の佐々木祥二郎さんが挨拶し、「NISAやiDeCoなど金融に関することは難易度が高いと思われがち。ネットで調べれば調べるほど訳が分からなくなり、疑問が湧いて検討が後回しになり、投資の足踏みループに陥っている方も多い。実際、女性の約半数の方は、そういった状況に陥っているというデータもある」と話しました。

しかし「先に相談してしまえばタイパが向上する」とし、みずほ銀行ではNISAの相談を受け付けており、手続きまで1時間程度で完結することや、コールセンターでフォローを受けたり、デジタルで投資のリバランスをすることも可能であることが紹介されました。

また、みずほ銀行では、来年から始まる新NISAの普及のカギは「対面とデジタルを融合すること」ととらえ、ライフプランを網羅的にフォローすることで、総合的な提案力を高めることを目指していることが伝えられました。

FPが解説!新NISAで投資が柔軟にできるようになる

画像1: FPが解説!新NISAで投資が柔軟にできるようになる

続いて、風呂内さんより新NISAの解説がありました。風呂内さんは、昨今の物価上昇によって、資産の価値が気が付かないうちに下がっていることもあるため、預貯金の一部を投資に回すなど、違う性格のものに持ち分けることを勧めました。

またNISA「少額投資非課税制度」は「資産を増やしていく視点からは非常に有利な制度」と述べ、「通常100万円の投資をして150万円に増えると、その利益分50万円に対して税金がかかりますが、NISAを活用すると利益がそのまま手元に残ります」とメリットを指摘。

画像2: FPが解説!新NISAで投資が柔軟にできるようになる

2024年1月からは新NISAとなりますが、大きな変更点として非課税期間が無期限になったことや、口座開設期間の恒久化、つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になったことなどを挙げ、「かなり柔軟に投資できるようになる」と評価しました。

一方で、口座開設自体にハードルがある点については、みずほ銀行 個人業務部 推進チーム ライフプランアドバイザーインストラクターの平田葉奈子さんが「銀行の窓口ではそのまま口座開設の手続きなどもやらせていただいているため、皆様には喜んでいただいています」と語りました。

女性とNISAの現状とライフプラン

次に、20代から30代女性の資産形成をテーマにしたアンケート調査結果が紹介されました。女性や若い世代のほうがNISAに対して積極的という結果が出ており、これまでNISAを利用していなかった人でもNISAを始めようという機運が高まっていることがわかりました。

平田さんは「別件の手続きで窓口に来られた女性にNISAのお話をするとかなり興味を持っていただけますし、当行が開催しているNISAセミナーへの参加も女性の割合が増えています」と話しました。

一方で、アンケートではまだ若い世代ほど投資に足踏みをしている様子もあり、「損をしないか不安になった」「内容がしっかり理解できなかった」「手続きが煩雑で分からなかった」「調べる時間がなかった」などの課題があるようでした。

また、「身近に相談できる人がいない」ことや、「口座開設しても何を買えばよいかわからず、結局NISAを活用できていない」ことなども課題として挙がりました。
投資にはまだまだ多くのハードルや課題がある中で、平田さんはみずほ銀行ではライフプランアドバイザーに相談できるため、気軽に来店してほしい旨を伝えました。

またアンケート調査結果では、投資に踏み切れない理由として「損をしないか不安になった」が若い世代で多かったことに対し、風呂内さんは「投資は金額自体は自分で決められるので、5,000円未満など怖くないと思う額で始めること」と「金融庁も推奨している長期、積み立て、分散」を対策として挙げました。

また女性の働き方やライフスタイル別の新NISA活用方法・運用傾向についても解説されました。
結婚費用や教育資金、住宅購入、老後資金の目安が紹介され、風呂内さんからは「投資を考える上では、いつどのようなタイミングで、どのくらいのお金が出ていくのかがわかっていれば、それ以外のお金を投資に充てるという算段ができるのでライブイベントごとの金額を知っておくのは重要なこと」だとアドバイスしました。

みずほ銀行での新NISAの取り組み

画像: みずほ銀行での新NISAの取り組み

最後に、みずほ銀行の新NISAに対する取り組みについて、平田さんから紹介されました。

・ライフプランアドバイザーによるアドバイス
同行では、約600名のライフプランアドバイザーを全国の窓口に配置し、NISAのほか、iDeCoや生命保険など、一人ひとりのライフスタイルに寄り添った提案を行っています。

・セミナーやLINEや電話相談など多様な選択肢
平日日中に窓口に行けない方向けに、夜間や休日の対応やセミナーの開催、専用LINEや電話での相談など、お客様のライフスタイルや状況に合わせた相談方法や相談の場も、豊富に用意しています。

・NISA専用ファンドを用意
商品が多すぎて迷う悩みに対して、同行で選定した銘柄から選べたり、NISA専用ファンドとしてさまざまなファンドをご用意。比較的低コストで購入できるファンドやみずほ銀行で人気のアクティブファンドを、新NISAでは購入時手数料0円で購入できます。

・「みずほNISAカフェ」で気軽に相談も可能
みずほNISAカフェでは「カフェのように気軽に立ち寄って、NISAやお金についてプロになんでも聞くことができる」をコンセプトに、さまざまなコンテンツを用意。
簡単な質問に答えるだけで、自分に合った資産形成方法が分かる「投資スタイル1分診断」のほか、店舗によっては土日や平日夜にコーヒーを飲みながらリラックスした空間で、ライフプランアドバイザーに相談できたり、各種セミナーやイベントにも参加できます。

いよいよ来年から始まる新NISA。みずほ銀行での相談や情報提供を利用しながら、まずは理解を深めていくことが大切といえそうです。

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