11月某日、都内にて江崎グリコ株式会社によるスーパー物質「短鎖脂肪酸」のメディアセミナーが開催されました。

セミナーでは、体を助ける「短鎖脂肪酸」についてや、実は夏よりも痩せやすいとされる冬にとり入れたい「タンサ活レシピ」についても紹介されました。

短鎖脂肪酸の働きと最新の腸内環境研究成果

画像1: 短鎖脂肪酸の働きと最新の腸内環境研究成果

セミナーでまず行われたのは、慶應義塾大学先端生命科学研究所特任教授株式会社メタジェン代表取締役社長CEOの福田真嗣氏による、短鎖脂肪酸の働きと最新の腸内細菌研究成果の発表です。

私たちのお腹の中には、約40兆個・数千種類もの腸内細菌が住んでいます。

プレバイオティクスには短鎖脂肪酸が含まれ、食物繊維や海藻・オリゴ糖などが腸内細菌のエサになります。しかし食物繊維は男女ともに足りていないと言われており、腸内細菌のエサとなるプレバイオティクスの食物繊維などを積極的に摂取することが大切です。

画像2: 短鎖脂肪酸の働きと最新の腸内環境研究成果

短鎖脂肪酸は腸内でも量が多い代謝物質の一つ。短い脂肪酸の総称で、酢酸やプロピオン酸などが含まれます。口から摂取すると低分子なので小腸で吸収され大腸まで届きませんが、食物繊維を摂取することによって大腸で短鎖脂肪酸が作られます。

短鎖脂肪酸は肥満を抑制してくれたり免疫力アップ・腸管バリア機能・アレルギー抑制など、健康に対する良い働きがあります。肥満抑制の効果については、腸内細菌が体内発酵により短鎖脂肪酸を作り、腸から吸収されて身体の中に入った時に短鎖脂肪酸が脂肪細胞に作用。脂肪の蓄積を抑制するというメカニズムになっています。

また、腸内細菌の体内発酵によりホルモンを作る腸管の内分泌細胞にも作用し、インクレチンという成分が食欲を抑制したり、インスリンの分泌を促し血糖値を改善します。

これらのことから、短鎖脂肪酸は複数のメカニズムにより人間の身体を太りにくくすることが分かっています。逆に、腸内細菌のバランスが悪いと太りやすくなるといえます。

短鎖脂肪酸の免疫機能に関しては、1日50gのきのこを4週間食べると酪酸やプロピオン酸が増加。免疫グロブリンA(IGA)により、感染症への免疫やアレルギーの抑制効果があると研究で分かりました。

生きて腸に届く、体にうれしいGCL2505株

画像: 生きて腸に届く、体にうれしいGCL2505株

続いて、江崎グリコ株式会社 商品技術開発研究所 微生物機能活用グループ兼タンサ脂肪酸探査チームの東直樹氏による、グリコ独自のビフィズス菌に関する最新の研究成果が発表されました。
ビフィズス菌と短鎖脂肪酸の研究で健康寿命の延伸に寄与したいと考え、昨年から短鎖脂肪酸プロジェクトを立ち上げ臨床研究を進めています。

GCL2505株は生きて腸に届きます。さらに腸で増殖し、腸内ビフィズス菌を増やし整腸作用を発揮します。

近年、認知症の方は増えていますが、軽度認知障害の段階で対策をすることにより認知症の罹患を防げます。認知機能には複数の機能があり、研究ではGCL2505株によって認知機能の向上が高くなりました。

特に総合記憶力や認知速度など5つの項目で向上が見られ、ビフィズス菌による認知機能の向上が期待できると考えられます。

また、内臓脂肪の低減効果で血管内皮機能の影響を受ける機能の実験を、血管の直径を超音波で測る血管内皮機能検査で行ったところ、、GCL2505株により血管の柔軟性が見られ、動脈硬化に直接関係するLDLコレステロールの血中の数字が改善されました。

よって、GCL2505株は血管の柔軟性を維持・改善させると示唆されます。GCL2505株は腸で働き、高メタボリック効果を介し認知機能や血管内皮機能を改善することが最新の研究で分かりました。

実は痩せやすい冬季におすすめ!「タンサ活レシピ」

画像: 実は痩せやすい冬季におすすめ!「タンサ活レシピ」

最後は、管理栄養士・料理家の柴田真希氏による短鎖脂肪酸を手軽に取り入れられるレシピの紹介です。

冬は身体が体温を上げようとするので、実は痩せやすい時期。しかし、寒くてあまり動かず運動不足になったり、年末年始に美味しい物を沢山食べ食生活が乱れがちで正月太りになる方が多いです。

「タンサ活」は、江崎グリコが提唱する「腸内で短鎖脂肪酸を生み出すための活動」の造語。太りにくい身体をつくるためには、ビフィズス菌入りのヨーグルト100gと水溶性の食物繊維を2gを摂ることが良いとされています。

ヨーグルトのパッケージにビフィズス菌入りのものは「ビフィズス菌」と書かれているので、ビフィズス菌入りのものを選びましょう。食物繊維は水に溶けにくいものと溶けやすいものがあります。

水に溶けやすい水溶性の食物繊維が、タンサ活に向いている食物繊維です。クリスマスはチキンに温野菜、バゲットにきのこやアボカドをトッピングすると良いです。

年末は年越し蕎麦に納豆をトッピング、年始はお雑煮に根菜類や海藻を入れると食物繊維が摂れ、これにビフィズス菌のヨーグルト100gプラスすれば正月太りもせずにすみます。

毎日の食事にビフィズス菌入りのヨーグルト100gと水溶性の食物繊維を2gを取り入れることでタンサ活ができるので、食生活の乱れをタンサ活で改善し健康維持に取り組んではいかがでしょうか。

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