三人官女が女子会！？千年雛めぐり～平安から現代へ受け継ぐ想い～ 百段雛まつり2024

「千年雛めぐり ～平安から現代へ受け継ぐ想い～ 百段雛まつり2024」

初回開催の2010年から2020年までの累計来場者数が63万人を超える、都内最大級の雛まつり展を4年ぶりに開催。過去の展示の中で圧倒的なスケールで人気を集めた福岡県飯塚市の座敷雛をはじめとし、時代を経て伝わる歴史ある雛人形や、日本各地の素朴なお雛さま、現代作家の創作雛まで、地域や時代を絞らずに、さまざまなお雛さまやお細工ものが集結いたします。会場の半分以上を埋め尽くすダイナミックな作品や、指先に載るほどの極小雛、華やかなつるし飾り、てまりの空間装飾などさまざまな展示を、雛文化が生まれた平安時代から伝わる千年の想いとともに、雛御殿のように絢爛豪華な文化財建築でご体感ください。

【みどころ１】壮大な景色に心奪われる、日本一の規模の座敷雛

福岡県飯塚市で毎年行われる「いいづか雛のまつり」の主会場である旧伊藤伝右衛門邸。まつりのメインとしてお座敷いっぱいに飾られる「座敷雛」が漁樵の間に所狭しと並びます。「京の雅」をテーマに葵祭りや、平安の景色を再現した展示は圧巻です。

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個人的にこの座敷雛が一番興味をそそられました。雛全部の一揃いは15人。こちらには約800人が勢揃いして宴会していたりお花見したり、普段は目にしない光景が繰り広げられています。小さなストーリーが散りばめられていて、それぞれの場面の話し声か聞こえてきそうなほど、躍動感があり、まるで命を吹き込まれたようなリアリティがあります。

鯛のおかしらを囲み、女子会している三人官女。何やら楽しそうです。混ぜてほしくなりました。

流鏑馬を興じる右大臣

【みどころ２】江戸から令和まで時代とともに愛される雛文化

古くは江戸後期に作られた享保雛や古今雛など時代を超えて愛される雛をはじめとし、地域に息づく、その土地ならではの雛の景色を再現します。また、現代作家による優美な雛や、造形作家によるユーモラスな創作雛、壁一面を彩るつるし飾りなど、さまざまなジャンルのお雛さまが一堂に会します。

こちらの展示も優雅でまるで羽が生えて空を飛んでしまいそうなぐらい軽やかで好み。

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【みどころ３】ちいさな、ちいさな 本物の世界

日本のミニチュア、特に極小雛道具に惹かれ、研究のかたわら、30年近く蒐集を続ける雛道具研究家・川内 由美子氏のコレクションより、名品と名高い七澤屋雛道具や豆人形、手のひらに収まる小さな雛人形一式、実際のおよそ1/10サイズで作られた超絶技巧のギヤマン類、磁器製のミニチュア食器など、江戸時代から昭和初期のコレクションをお愉しみいただけます。

【みどころ4】ねこたちの雛まつり

10名の作家によるねこアートによる特別企画も見どころです！

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日本全国、地域も時代も絞らずに展示されていて、「ひな祭り」をひと足お先に楽しめる展示会です。雅叙園の建物と見事にマッチングしていて、どのお部屋も入った瞬間、ココロが踊ります。みどころたくさんなので、時間たっぷりかけてご鑑賞くださいね。

千年雛めぐり ～平安から現代へ受け継ぐ想い～ 百段雛まつり 2024 – ホテル雅叙園東京

開催期間：2024年1月20日(土)～3月10日(日) 日本各地の雛が集いホテル雅叙園東京の早春を彩る『百段雛まつり』。4年ぶりに開催される本展は、まるで雛御殿に入り込んだかのようなひとときをお愉しみいただけます。春待つ気持ち、連綿と受け継ぐ節句の記憶、そして子の健やかな成長を祈る想いとともに、優美な雛めぐりのひとときをお過ごしいただけます。

www.hotelgajoen-tokyo.com