リセールバリューを想定した購買行動の違いを調査

内閣府調査の『消費動向調査(令和 4 年 3 月調査)』によると、スマホ以外も含めたすべての携帯電話の買い替え年数は、平均4.6年。しかし、AndroidもiPhoneも毎年のように新機種が発売され、そのたびに買い換えるというユーザーも一定数存在します。毎年買い換える人と3年以上使用する人では、スマホの買い替え理由が異なるのはもちろんですが、その価値観は恋愛やショッピングにおいても異なるのでしょうか…?今回は、スマホの買い替えタイミングの違いによる意識や行動の違いをスマホの買い替えタイミングに関する比較調査とともにお届けします。

画像1: スマホを毎年買い換える人は、恋人との交際期間も短いが、リスク管理は慎重?

スマホを毎年買い替える理由は「流行に乗り遅れたくないから」

スマホの買い替えを検討する理由でもっとも一般的なのは、バッテリーがもたなくなったなど何かしらの不具合によるものではないでしょうか?スマホのバッテリー寿命は約2〜3年と言われており、それに合わせて買い替えを検討する人が多いようです。一方で、必要に迫られてではなく、「常に最新機種を使いたい」といった理由からスマホを毎年買い換える人も一定数います。おそらく全体の1割にも満たないでしょうが、周りに1人くらいはapple製品フリークだったり、新しもの好きがいるのではないでしょうか?Warranty technology社が、スマホを毎年買い替える人とスマホを3年以上使用している人を対象に行った比較調査※によれば、両者のスマホの買い替えを行う際の理由は大きく異なります。3年以上使用派の買い替え理由で圧倒的であったのは、やはり「バッテリー/本体の寿命」「故障」。一方、毎年買い替え派の理由は「流行に乗り遅れたくない」「常に新しいスマホを持ちたい」でした。また、「気分転換」「まだきれい、かつ買取価格が高い時に売りたいから」といった声もありました。

画像: スマホを毎年買い替える理由は「流行に乗り遅れたくないから」

恋人との交際期間にも傾向が現れるスマホの使用年数

スマホを毎年新機種に買い換える人に対して、なんとなく「飽きっぽい」というイメージを持ってる人も多いのではないでしょうか…?スマホ毎年買い替え派とその他では、恋愛における交際期間にも差がみられました。スマホを3年以上使用する派の最長交際期間で最も多いのは5年以上。一方、スマホを毎年買い換える派は1年未満、という結果に。

毎年買い替え3年以上使用
半年未満6.3%5.7%
1年未満27.0%7.5%
2年未満16.2%11.3%
3年未満13.5%15.1%
3年以上16.2%11.3%
4年以上2.7%4.7%
5年以上13.5%28.3%
お付き合いをしたことがない2.7%10.4%
わからない/答えられない1.8%5.7%
これまでの恋愛経験、最も長く続いた相手との交際期間

また、ショッピングにおける傾向にも違いが見られました。毎年買い替え派が買い物の際に重視していることで最も多かった回答は「リセールバリュー」。つまり、毎年買い替え派のなかには、それを売却するつもりで購入している人が多いことがわかります。「毎年スマホを買い換えるなんてお金がもったいない」という声に対して、「1年以内に下取りに出せば高く買い取ってもらえるので、3−4年スパンで買い換えるよりお得」という主張も、新機種が出るたびに買い換える派からよく聞かれます。確かに、今はどこのキャリアもメーカーも買い替えの際には下取りサービスを行っており、また、中古スマホショップも増えているため、買取り手は多くあるのも事実です。

一方、3年以上使用派のショッピングにおける重視ポイントは、「よく比較検討する」「長く使えるかを考える」だが、これは毎年買い替え派も同じくらい重視しているようです。「直感で選ぶ」「衝動買いをすることが多い」という傾向がある一方で、「本当に必要なものしか買わない」という選択肢に至っては、毎年買い替え派のほうが多く、意外と毎年買い替え派も買い物の際には購入を吟味していることがうかがえます。

画像: 恋人との交際期間にも傾向が現れるスマホの使用年数

リセールバリューを重視する人ほど故障リスクは大きい

毎年買い換える派がショッピングのリセールバリューを考えるという傾向は、スマホを買い換える際に考慮する際の不安にも現れています。故障や画面割れ、紛失・盗難といったリスクを考える割合は、毎年買い替え派のほうが多く、どうせすぐ買い換えるのだから、壊れてもよいのでは?と一般的には考えられそうですが、傷モノの価値は下がってしまいます。下取り価値が低ければ、新機種の購入代に充てられないので、毎年買い替え派からすると大問題ですね…。

画像: リセールバリューを重視する人ほど故障リスクは大きい

保険加入率は毎年買い替え派のほうが圧倒的に多い

リセールバリューを考えたトラブルへの不安は、スマホの保険の加入率にも現れています。毎年買い替え派と3年以上使用派で保険の加入状況の違いを見てみると、毎年買い替え派の加入率は約90%と圧倒的に高く、Apple製品は購入から1年限定補償がついているため、毎年買い替え派のiPhoneユーザーはこれに加入していると考えられます。とはいえ一見、3年以上使用派の方が「なるべく長く使用したいから保険に入っておこう」と考える人が多そうですが、加入率は約20%にすぎない。おそらく、3年以上使用派は「壊れたら買い換えればよい」という考えから、保険未加入者が多いと考えられます。

画像: 保険加入率は毎年買い替え派のほうが圧倒的に多い

毎年買い替え派も長く使用派も、予想外のリスク管理を

このようにスマホを1年毎に買い換える派と3年以上使用する派の違いを見てきましたが、スマホだけでなく、恋愛や買い物への傾向や考え方の違いが顕著に現れました。保険加入率が高いなど、一見ミーハーにも見える毎年買い換え派のほうが、購買行動に対して慎重である一面もうかがえました。「壊れたら買い換えればよい」という考えから3年以上スマホを使用している人のほうが、「いつ壊れるかわからない」つまり、「いつ急な出費があるかわからない」という点では、備えが乏しいとも言えます。いずれにせよ、リセールバリューを考えるためにも、急な故障リスクを防ぐためにも、修理費用を抑える保険の加入は検討しておきたいですね。

調査概要
調査概要:スマホの買い替えタイミングに関する比較調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎
調査期間:2023年7月19日〜同年7月20日
有効回答:スマホを毎年買い替える方111名とスマホを3年以上使用している方106名の合計217名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

画像2: スマホを毎年買い換える人は、恋人との交際期間も短いが、リスク管理は慎重?

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