東急不動産株式会社が、代官山駅前にある「TENOHA代官山」にて環境教育プログラム「ReENE
ÉCOLE」を実施。

渋谷区立猿楽小学校の児童や地域のこどもたちが集まり、東急不動産株式会社の社員が講師となって環境保全や再生可能エネルギー事業について講義を行いました。

TENOHA代官山の成り立ち

会場である「TENOHA代官山」の敷地には元々、1955年に代官山東京アパートというプロジェクトがありました。

当時外国人向けの賃貸住宅はあまりなく新しい挑戦でした。

このようなことから東急不動産株式会社の会社全体を通じて思い入れのあるこの土地が新しいチャレンジをしていく場所に相応しいと考え、「WE ARE GREEN」と言うスローガンを掲げサステナブルな発信拠点として「TENOHA代官山」を造りました。

都心でサステナブルな活動することで街の方々や大会社にサステナブルな意識を少しでも感じ行動に移してもらいたいと思い、タッチポイントとなるような場所を目指しているのだそう。サステナブルなイベントができるようなスペースとして貸し出しも行っています。

TENOHA代官山のサステナブルな取り組み

画像1: TENOHA代官山のサステナブルな取り組み

森には自然にできた天然林と人の手で苗木を育てできた人工林があり、人工林が約4割を占めます。

森を育てるには約50年かかります。森を育てていく中で、適切なタイミングで生えすぎてしまった森の木の一部を切るお手入れが「間伐」。この「間伐」をすることで、太陽の光が森の奥の方まで当たるようになります。また、太陽の光が根元のほうまで届くようになるので、根も強くなり土砂災害も起こりづらい元気な森へと育ちます。

その「間伐」の際に切ることが必要となった木「間伐材」で造られたのが、「TENOHA代官山」の建物やテーブルなのです。

「TENOHA代官山」の入り口付近にあるお花屋さん。

画像2: TENOHA代官山のサステナブルな取り組み

ここには、茎が少し曲がってしまったものや葉っぱに穴が開いてしまったもの、他のお店で売れ残りそうになったものなど、普通のお店では廃棄されてしまうものが安く販売されています。

また、売れ残ったりお店のオープン時のお祝いなどで沢山使われたお花はドライフラワーとして販売をし、捨てられてしまうお花を販売する活動も行っています。

「TENOHA代官山」のカフェで食べられる、ジェラートやスープ・サラダなどのメニュー。これらのメニューには形の悪い野菜やフルーツ、屋上や建物内の植物工場で採れた野菜などを使っています。

イベントで提供されたランチプレートのサラダに使用されている野菜は、食べ物のゴミを使った肥料で育てられた野菜です。

画像3: TENOHA代官山のサステナブルな取り組み

・人参は変形したもの。
・トマトは塩麹で発酵の力を利用。
・ミートボールは大豆ミートという大豆でできたもの。
・カリフラワーとほうれん草のポタージュのほうれん草は太陽光発電で育ったもの。
というように、捨てられそうなものを使うことで環境保護だったり、お店の中で採れるので車で運ぶ必要もなく排気ガスの削減にも繋がります。

地球温暖化の進行と化石燃料への依存

画像1: 地球温暖化の進行と化石燃料への依存

体を動かしたり、熱を作り出したり力の素となるエネルギー。エネルギーの中で代表的なものが電気です。生活していく上で欠かすことのできないエネルギーですが、大きな問題も抱えています。

まずは「地球温暖化」。「地球温暖化」とは、温室効果ガスが沢山あることによって地球の温度が温まってしまうこと。地球の温度は、1℃上がるだけでいろいろな影響が出ます。暑い日が続くと熱中症で倒れる人が増え、大雨や台風では水害が発生、北極や南極にある氷が溶け海の海面が上昇してきてしまいます。これらを地球温暖化の問題と言っています。

もう1つの問題が「化石燃料の依存」。化石燃料は、エネルギーを作るための資源のことを指します。燃やすときに二酸化炭素が排出されるので、化石燃料を使いエネルギーを作ると、地球温暖化につながります。日本では化石燃料に頼りエネルギーを沢山作っていますが、化石燃料は有限な資源。いつかはなくなってしまうので問題となっています。

これらを解決するために重要となるのが、「再生可能エネルギー」。

ソーラーパネルで太陽の光を受けてマイナスからプラスへ電子が流れることで電気を作っている「太陽光発電」や、風の力を利用して風車の羽の部分を回すことで電気を作る「風力発電」など、「再生可能エネルギー」にはいろいろな種類があります。

・化石燃料に頼らなくて済むので地球温暖化を止められる。
・海外から輸入をする必要がないので、日本の自給率が上がり発電所のある地域に新しい産業を作ることができる。
・温室効果ガスを排出しないので、地球の温暖化も防ぐ。
など、メリットも沢山。

そこで、講義の後には家で捨てるはずだったペットボトルを使い、再生可能エネルギーを作る工作も行いました。

画像2: 地球温暖化の進行と化石燃料への依存

大人でも少し難しい内容でしたが、同封されている説明書を読み、親子で切磋琢磨しながら取り組んでいました。

電気を節電したり食ロスを減らすこと、サステナブルなファッションにすることなども地球を守ることへ繋がります。身近なことから、少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか。

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