今年3月に北陸新幹線が金沢~敦賀間で開業し、ついに東京からも新幹線1本で福井県まで足をのばすことができるようになりました。これを記念し、2024年10月から12月、福井県・石川県・富山県を舞台に、北陸三県やJRグループなどが共同で「北陸デスティネーションキャンペーン(北陸DC)」を開催中。このキャンペーンでは、北陸ならではの魅力を「美観、美食、美技、美湯、美心」の5つのテーマで提案します。

今回はそんなまさに今行きたい注目の北陸3県のうち、今年からぐっと行きやすくなった福井を1泊2日で満喫できるおすすめプランをご紹介します。

恐竜も美食も!福井は駅から楽しい

画像1: 恐竜も美食も!福井は駅から楽しい

福井の玄関口、福井駅。福井県は⽇本で最も多くの恐⻯化⽯が⾒つかっていることから恐竜王国としても知られる場所です。それを象徴するかのように、福井駅では恐竜ロボットやトリックアート、モニュメントなど多数の恐竜に出会うことができます。

今年9月に出来上がった最新の恐竜モニュメント、「スコミムス」を含め、福井駅周辺にはなんと23体もの恐竜が設置されています。

画像2: 恐竜も美食も!福井は駅から楽しい

福井駅にはたくさんの恐竜がいますが、お土産屋さんや飲食店も充実しています。お昼前に到着する新幹線で福井に訪れた方へランチにおすすめしたいのが福井駅の目の前、福井市観光物産館福福館のなかにある「福福茶屋」。11〜14時は、バイキング形式で約20種類の郷土料理、お惣菜・ご飯・おそばなどの美食がいただける、大人気の「お幸ざいバイキング」をなんと1,480円(税込)で楽しむことができます。

吉永小百合さんも訪れた観光ポスターのロケ地!平泉寺白山神社へ

画像: 吉永小百合さんも訪れた観光ポスターのロケ地!平泉寺白山神社へ

福井に訪れたら足を運んでほしい場所の一つが717年に白山を開いた泰澄大師によって開かれたと伝わる通称"苔寺"、平泉寺白山神社。宗教的には有名なものの、教科書にはあまり載っていないためピンとこない方も多いかもしれませんが、力強く大きな木々と苔に囲まれた緑がとにかく美しい大変風情のあるお寺です。

吉永小百合さんも訪れた、福井の観光ポスターも撮影された場所で、美心、美観を体験するにはぴったり。苔の中をゆっくりと歩きながら福井の歴史と自然を感じてみてください。

福井に来るならはずせない!東尋坊で「日本の夕陽百選」にも選ばれた美しい夕陽を見よう

画像: 福井に来るならはずせない!東尋坊で「日本の夕陽百選」にも選ばれた美しい夕陽を見よう

福井といえば、恐竜と並び思い浮かべる人が多いのが東尋坊。ドラマの名シーンのような福井が誇る断崖絶壁で、「日本の夕陽百選」にも選定されています。

こちらも文句なしの美観ですが、このエリアは焼き牡蠣などの海鮮やかき氷やイカスミブラックソフト(!)などユニークなグルメの出店やレストランもたくさん!リゾート地のような雰囲気のいいカフェもあり、旅を満喫するにはもってこい。福井を観光するならやはり欠かせませんね。

著名人からも指名される旅館、芦原温泉の”グランディア芳泉”で美湯と美食を満喫

画像1: 著名人からも指名される旅館、芦原温泉の”グランディア芳泉”で美湯と美食を満喫

1883年の関湯から140年の歴史ある温泉地であり、関西の奥座敷として多くの人々に親しまれている芦原温泉。この地に位置するグランディア芳泉は、先代の舟津屋から引き継いだ旅館を昭和39年に芳泉荘として創業した比較的新しい旅館です。

現在では111室と親模を広げ、全国にも先がけて、庭園付きの露店風呂付き客室~お値打ちプランまでを幅広く提案し老若男女多くのゲストから支持を集めています。

画像2: 著名人からも指名される旅館、芦原温泉の”グランディア芳泉”で美湯と美食を満喫

広くて綺麗な大浴場をはじめ、約100種類の豪華メニューが楽しめるライブ感あふれる極上のディナービュッフェは必見!好きなものが好きなだけ食べられるビュッフェは大好きという方も、普段あまりビュッフェは利用しないという方も、ここのビュッフェには満足できること間違いなし。品数、品質ともにビュッフェの最高峰とも言える超豪華ディナーをぜひ一度体験してください。

ビールからワインまで、ドリンクもフリーフロー。芦原温泉でしか飲めない日本酒「女将」も飲むことができるのでこちらのチェックもお忘れなく。

“日本一複雑な屋根”は必見!紙祖神岡太神社・大瀧神社

画像: “日本一複雑な屋根”は必見!紙祖神岡太神社・大瀧神社

美心、美観を体験するスポットとして、平泉寺白山神社と並びおすすめなのが、紙祖神岡太神社・大瀧神社。「日本一複雑な屋根」を持つと言われ、国内でも珍しい「紙の神様」をまつるこの神社は、1500年の歴史がある国の重要文化財です。

細部までこだわって建てられた歴史を感じる本殿はとても美しく、建築好きでなくてもずっと見ていても飽きません。周りの空気も澄んでおり、ここがとても神聖な場所であることがわかります。

敷地内には宝くじに当たる?金運が上がる?と言われている神様もいるとか、、気になる方は神社の方に聞いてみるといいかもしれません。

越前和紙の里で伝統工芸の美技にふれる

画像: 越前和紙の里で伝統工芸の美技にふれる

1500年の歴史がある越前和紙。職人の技を体感できる卵立の工芸館では、昔ながらの道具を使って和紙を漉く伝統工芸士の技を見学できます。職人さんに習って実際に紙漉きをしてみるのもよし、紙を使ってつくられた工芸品をお土産に持ち帰るのもよし。

和紙の里には”古い街並み”などもあり雰囲気もとてもいい場所です。越前和紙の里は大瀧神社のすぐ裏にあるので、ぜひ合わせて立ち寄ってみてください。

新しい北陸新幹線の終着駅・敦賀駅でいただく福井ならではの美食

画像1: 新しい北陸新幹線の終着駅・敦賀駅でいただく福井ならではの美食

福井市、越前市エリアからさらに西へ進むとあるのは、北陸新幹線の現在の終着駅、敦賀駅。「空にうかぶ~自然に囲まれ、港を望む駅」をコンセプトに設計された敦賀駅のコンコースは全長約200mもあります。

こちらの駅周辺にも、「まるさん屋 敦賀駅前」など美食を楽しめる食事処が。その時の旬の味覚をお客様のもとへ届ける鮮魚問屋ならではの量と種類、本場の味を守り続ける料理人の腕が至福の時を演出します。

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日が暮れる前に家に帰りたいという方も、新幹線に乗る前にここでランチをして行ってはいかがでしょうか。新鮮なお魚など福井ならではのお土産もぜひゲットして帰ってくださいね。

さらにもう少し、夕方まで観光を満喫したい!という方には名勝三方五湖・若狭湾が360°一望できる天空のテラス”レインボーライン山頂公園”や、若狭から京都を結ぶ「鯖街道」の重要な宿場で国内唯一の「日本遺産プレミアム」にも選ばれている”熊川宿”などに足をのばすのもおすすめです。

今年北陸新幹線が新たに開業したことで、東京から福井まで3時間、新幹線1本で行けるようになりました。これにより、これまでどうしても少し行きにくいイメージのあった福井に土日などの1泊2日でも本当に気軽に行けるようになりました。手付かずの自然や古くから守られてきた歴史ある美しい場所、日本海に面したこの地ならではの美食や文化など魅力いっぱいの福井県。北陸DCの大々的なキャンペーンが行われているいまなら、さらにお得なイベントや企画も満載です。

暑くも寒くもなく、気候の良い行楽シーズンのいま!この記事を参考に、ぜひ旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

・北陸DC関連情報

キャンペーン期間:令和6年10月1日(火)~12月31日(火)
実施主体:北陸デスティネーションキャンペーン実行委員会
※福井県、石川県、富山県、公益社団法人とやま観光推進機構、公益社団法人石川県観光連盟、公益社団法人福井県観光連盟、北陸経済連合会、JR西日本金沢支社
開催エリア:北陸三県(福井県、石川県、富山県)
キャッチフレーズ:Japanese Beauty Hokuriku ~日本の美は、北陸にあり。~
テーマ:「美観」「美食」「美技」「美湯」「美心」の5つの美

<キャンペーンのみどころ>

  • 北陸三県の伝統芸能や食を堪能できる「オープニングイベント」や「北陸グルメイベント」、周遊を楽しむデジタルスタンプラリーの実施など、北陸三県が一体となった企画
  • 今だけの特別公開やイベントに加え、新たな観光列車「はなあかり」のデビュー、「べるもんた」の運行日拡大、車内プレゼントや沿線の企業とのコラボレーション企画など、2次アクセスのお楽しみも充実
  • 北陸DC期間限定の「WESTER ポイント北陸新幹線フリーパス」や「tabiva by WESTER」の企画など、魅力的な商品の発売や抽選でのポイントバック企画を展開
  • 北陸デザインラッピング新幹線や北陸三県の観光スポット・駅での歓迎装飾など、様々な情報発信やおもてなし

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