株式会社ビースタイルメディアが運営する求人サイト「しゅふJOB」が、4月24日に東京都内にて、全国の主婦・主夫から、日常生活の喜怒哀楽や本音にまつわる川柳を募集した「しゅふJOBプレゼンツしゅふ川柳2025」の受賞作品プレス発表会を開催しました。

「はたらく」「家計」「母の日・父の日」3つのテーマごとに、全国の主婦・主夫から日常の家庭や職場環境において感じる課題や疑問、喜怒哀楽エピソードを、伝統的な「五・七・五」の形式でユーモアを交えて表現した川柳を募集(2月6日(木)~3月3日(月))し、一般投票・審査員らの批評を経て、受賞作品を決定・発表。今年は昨年に比べて約1.5倍となる4,500句を超える川柳が寄せられました。

当日は、ゲスト審査員としてキンタロー。さんと土屋アンナさんが、審査員として株式会社ベアーズ取締役副社長高橋ゆき氏と株式会社ビースタイルメディア代表取締役社長 石橋聖文氏が、特別MCとして上重聡氏が登壇。

昨今の物価高や株・年収の壁問題、ひいては夫の家事参加など、主婦・主夫を取り巻く世相や悩みを反映した作品発表・トークセッションが行われました。

映えある受賞作品は?

画像: 映えある受賞作品は?

発表会では、「はたらく」「家計」「母の日・父の日」の3つのテーマの大賞・優秀賞・佳作、そして、協賛企業・団体特別賞が発表されました。

石橋氏は、「今年も『家事・育児の負担』『家計の厳しさ』『年収の壁』など、しゅふならではのリアルな悩みが川柳として多く寄せられました。特に「米」「キャベツ」など具体的な食材名を挙げた物価高の句が目立ち、生活実感のこもった切実な声が印象的でした。また、昨今注目されている『年収の壁』については、『働きたいのに働けない』といった訴えなど、収入面でのジレンマや葛藤も浮き彫りになりました。その一方で、家計を管理する立場ならではの、節約術や前向きな工夫を詠んだ句もあり、日々の暮らしをしなやかに乗り越えようとする姿も感じられました。川柳という少し俯瞰したユーモラスな表現を通じて、同じ境遇の人たちが共感できたり、社会全体に『こうした現実がある』と知ってもらうきっかけとなれば幸いです。」と語りました。

<受賞作品>

「はたらく」部門

大賞:やすみなく はたらく主婦にも ボーナスを (東京都/ももたろう/50歳・女性)
優秀賞:「どのくらい 働けますか?」 壁次第 (神奈川県/つべる/32歳・女性)
佳作:寝る直前 「明日ぞうきん」 早く言え (千葉県/偏屈の妻/30歳・女性)

家計」部門

大賞:キャベツ見て ほうれん草見て もやし買う (島根県/島根のぽん太/57歳・女性)
優秀賞:無償化が 決まる頃には 対象外 (福岡県/やまとも/40歳・男性)
佳作:備蓄米 待ってはくれぬ 食べ盛り (群馬県/風まかせ/68歳・男性)

「母の日」「父の日」部門

大賞:母の日を 家で祝えば 家事残る (沖縄県/さちまご/41歳・女性)
優秀賞:父の日に エプロンあげて 圧かける (東京都/さくらあん/35歳・女性)
佳作:反抗期 終わりを告げる 花一輪 (奈良県/ろっこ/57歳・女性)

協賛企業・団体特別賞

ベアーズ賞:無我夢中 働くうちに 子は成長 (佐賀県/ぱせり/69歳・女性)
JASSA賞:パート代 そのまま君の 塾月謝 (東京都/すみれ/48歳・女性)

画像: <受賞作品>

トークセッションではまず土屋アンナさんが、川柳に応募する意味について「人とコミュニケーションがないと子育てにおいても大変なので、口にする、声にするところからがスタート。この気持ちは自分だけではないと思えることが大事だと思います。」とコメント。

さらに作品に対しては、【はたらく】部門大賞の「やすみなく はたらく主婦にも ボーナスを」の句を受けて、「お金でボーナスじゃなくても、周りの方がリスペクトしてくれて助けてくれるような形じゃないボーナスもほしいなと。もっともっと子どもが生きやすい環境をボーナスとしてちょうだいよと思います。」と述べ、キンタロー。さんも、「ご褒美があると頑張れます。『肩ももうか』『君に合う花だよ』といった労いの言葉がほしいですね。」と、理想の夫像像を語りました。

またキンタロー。さんは【家計】部門優秀賞の「無償化が 決まる頃には 対象外」の句を受けて、「こんなんあったらいいなと思うときにはなくて、自分が対象外になったら、なんや当てはまるやないか(関西弁風)というときありますよね。」とモデルのアンミカさんをマネしてコメントし会場は笑いに包まれました。

こども記者による本音インタビュー!

画像1: こども記者による本音インタビュー!

発表会の最後には、こども記者がジャーナリズムを学ぶため、ゲストに本音インタビュー!画像: 応募総数は歴代最多4,525句!「しゅふJOBプレゼンツしゅふ川柳2025」受賞作品発表

光梨記者は「私のママは『子どもが生まれて、一度仕事を辞めた』と言っていました。子どもがいることって、仕事にとってマイナスですか?プラスですか?働くママをやっていて楽しい時はどんな時ですか?」と質問。これを受け、土屋アンナ氏は、「プラスしかないですよ。働くと嫌なこともあるけど、幸せになるために頑張ってるの。あなたたちがいるのは宝だよ。」と回答し、キンタロー。氏は、「長女が自分のネタで笑ってくれた経験から自信に繋がり、一番の理解者です。」と答えました。

画像2: こども記者による本音インタビュー!

さらに詩音記者が「私のママは怒るとすっごく怖いです。でも外ではニコニコしています。『ママのマジ切れ顔』見せてもらえますか?」と質問すると、土屋アンナ氏とキンタロー。氏が“マジ切れ顔”を披露。会場に笑いが溢れました。

まとめ

「しゅふ川柳」は2023年から開催され今回が第3回。日々のつぶやきを「五・七・五」にのせて投稿することで応募が可能です。土屋アンナさんも話していたように、口にすること、声に出すことがスタート。ちょっとしたストレス発散にもなるかもしれません。来年の開催時にはチャレンジしてみたいですね。

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