8月に入り、本格的な暑さが続いています。連日の猛暑で、「なんだかスッキリしない」「疲れがとれない」と感じる方も多いのではないでしょうか。これらは、夏の暑さから体を守ろうと自律神経が頑張りすぎているサインかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、涼しく静かな朝の時間に行う「朝ピラティス」です。通称“朝ピラ”と呼ばれ、体と心を整えることで1日のパフォーマンスを高める効果が期待できます。

画像: 夏バテ予備軍に朗報!朝ピラティスで自律神経を整え、1日を快適に過ごす方法

自律神経とは?

自律神経は、「交感神経(アクセル)」と「副交感神経(ブレーキ)」から成り、体温や心拍、呼吸、消化などの身体機能を自動でコントロールしています。このバランスが崩れると、寝つきの悪さや集中力低下、疲労感など、日常生活に支障が出ることもあります。

特に現代人は、緊張状態をつかさどる交感神経が優位になりやすいため、副交感神経を高めて自律神経のリズムを整えることが重要です。

なぜ朝ピラティスが自律神経を整えるのか?

胸式呼吸で交感神経を適度に刺激

ピラティスの基本は胸を広げる「胸式呼吸」です。この呼吸法は交感神経をやさしく刺激し、朝の体を目覚めさせます。適度に交感神経が働くことで、体がシャキッと目覚め、副交感神経とのバランスが取りやすくなるため、自律神経の乱れをリセットする効果が期待できます。

マインドフルネス効果でストレス軽減

ピラティスは呼吸と動作に集中する“今この瞬間”のトレーニングです。これがマインドフルネスの状態を作り出し、脳をリラックスさせストレスホルモンの分泌を抑制します。短時間の実践でも心の落ち着きや集中力向上が期待できます。

朝ピラティスを効果的に行う3つのポイント

1 早朝の静かな時間に行う
朝5時〜6時の静かな時間は自分と向き合いやすく、集中力が高まります。外の刺激が少ないため、ピラティスの効果がより高まります。

2 コップ一杯の水を飲む
起床後は体が水分不足です。ピラティス前に常温の水を飲むことで腸が目覚め、自律神経のリズムも整いやすくなります。

3 無理のない順序と難易度で始める
寝起きの体は筋肉が硬い状態なので、仰向けでできる軽めのエクササイズからスタートしましょう。徐々に強度を上げて背骨や体幹を目覚めさせることが大切です。

自律神経を整える朝ピラティス|おすすめ3ポーズ

1 ニースウェイ
寝たままできる、腰と股関節をやさしく動かすポーズです。脊柱と骨盤周りをほぐし、姿勢改善にもつながります。
やり方:仰向けで両膝を曲げ、左右にゆっくり倒す動作を繰り返します。

画像1: 自律神経を整える朝ピラティス|おすすめ3ポーズ

動画はこちら

2 ハンドレッド
ピラティスの基本ポーズで、呼吸を意識して横隔膜を刺激し、自律神経の働きを高めます。
やり方:仰向けで両膝を90度に曲げて持ち上げ、腕を上下に振りながら深い呼吸を10セット行います。

画像2: 自律神経を整える朝ピラティス|おすすめ3ポーズ

動画はこちら

3 ショルダーブリッジ&リブケージアームズ
肩や背中の可動域を広げるエクササイズで、肩こりや腰痛の予防にも効果的です。身体と心が同時にほぐれていきます。

画像3: 自律神経を整える朝ピラティス|おすすめ3ポーズ

動画はこちら

朝の10分が変わると、1日が変わります。忙しい方でも始めやすい朝ピラティスは、続けるほどに「心も体も軽くなる」感覚を実感できるでしょう。心の揺らぎを整え、集中力やパフォーマンスを高めたい方は、ぜひ“朝ピラティス”を習慣にしてみてはいかがでしょうか。

(監修:PHIピラティスマスタートレーナー・理学療法士 戸田圭哉)

ピラティススタジオ「ルルト」 公式HP
https://luluto.kabushikigaisya-rigakubody.co.jp/

This article is a sponsored article by
''.