8月31日の「野菜の日」に向けて、絵本作家・ヨシタケシンスケさんが描き下ろしたストーリー「うちゅうニュース」が、朝日新聞朝刊と特設サイトで公開されました。この企画は、子どもの野菜嫌いを無理に克服させるのではなく、「野菜に興味を持つきっかけ」を届けることを目的としています。

「うちゅうニュース」は、宇宙人の視点で地球の“やさいもんだい(=子どもの野菜嫌い)”をユーモラスに描き、親と子どもの本音を紹介。最後には「野菜に興味を持つこと」が仲直りのポイントだと提案します。

画像1: ヨシタケシンスケ描き下ろし「うちゅうニュース」公開 野菜嫌いを楽しく解決

読んで終わりじゃない 「苗ポット」で野菜を育てる体験

画像2: ヨシタケシンスケ描き下ろし「うちゅうニュース」公開 野菜嫌いを楽しく解決

本企画の特徴は、紙面を切り取って折りたたむと「苗ポット」になる点です。苗ポットに土とタネを入れれば、家庭で簡単に野菜を育てることができます。成長を観察しながら親子で会話を楽しめるほか、夏休みの自由研究にも活用できます。

特設サイトでは、「うちゅうニュース」のオリジナルストーリーや、コピー印刷できる苗ポット台紙を公開。さらに、ぬりえバージョンの台紙や、育てやすい野菜情報、収穫後に楽しめるレシピも紹介しています。

背景にあるのは子どもの野菜摂取不足

厚生労働省の調査によると、子どもの1日あたりの野菜摂取量は、推奨量を大きく下回っています。そこで、ヨシタケシンスケさんと味の素は、野菜を「食べなさい」ではなく「育てて楽しむ」体験を通じて、子どもが自然と野菜に親しめる仕掛けを考案しました。

SNSキャンペーンも実施

公開に合わせ、X(旧Twitter)の公式アカウントでは「苗ポットをつくろうキャンペーン」を開始。ヨシタケシンスケさんの描き下ろしパンフレットと味の素製品が、抽選で300名に当たります。

画像3: ヨシタケシンスケ描き下ろし「うちゅうニュース」公開 野菜嫌いを楽しく解決

1973 年神奈川県生まれ。2013 年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版。これまで7度にわたりMOE 絵本屋さん大賞第1位に輝く。『りんごかもしれない』で、第61 回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で、2019 年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。

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