婚活や恋活の場で、選択肢が増えた今。「出会いの数」よりも、「納得して選べたかどうか」を重視する人が増えているようです。
マッチングアプリ利用者を対象に行われた調査から浮かび上がったのは、コスパ・タイパの次に重視される新たな価値観──メンパ(メンタルパフォーマンス)という考え方でした。

プロフィールだけでは“その人らしさ”が伝わらない?
今回の調査では、「人となりは重要」と答えた人が99.0%にのぼる一方で、プロフィールだけでは相手の“その人らしさ”が伝わりにくいと感じている人が86.3%という結果に。写真や基本情報が中心になりがちなプロフィールでは、価値観や考え方まで汲み取るのは難しいのが実情です。その結果、「会う/会わない」の判断に迷う人の割合は、“らしさ”が見えにくいと感じている層で+22.9ptも高くなっていました。

「会うか迷う」の正体は、優柔不断ではなかった
判断に迷う理由は、性格の問題ではなく判断材料の不足にある可能性が高いことも示唆されています。価値観や考え方といった情報が事前にわかるだけで、「会ってみよう」という判断が変わるケースは少なくありません。効率よく選ぶことよりも、納得して判断できる状態をつくること。それこそが、メンタルパフォーマンスを高める鍵だといえそうです。


別れたあとに残る「先に知っていれば…」という後悔
さらに注目したいのが、マッチングアプリで出会った相手と別れた経験がある人の声です。そのうち53.3%が「価値観や考え方を先に聞いていれば、別れは避けられたかもしれない」と回答。後悔の理由として多く挙げられたのは、以下のようなテーマでした。
・恋愛観・結婚観
・将来のイメージ
・金銭感覚
・コミュニケーションの取り方
いずれも、聞きづらいけれど「その人らしさ」が色濃く表れるポイントです。


メンパを下げない出会いに必要なこと
調査結果から見えてきたのは、出会いにおける“迷い”や“後悔”を減らすには、会う前から相手の価値観や考え方が自然に伝わる仕組みが重要だということ。判断を急がせるのではなく、納得感を持って選べる状態をつくることが、これからの婚活・恋活ではより求められていきそうです。
「らしさ」を起点にした出会いへ
現在、日本では4人に1人がマッチングアプリをきっかけに結婚していると言われています。そんな中で注目されているのが、「条件」ではなく「人となり」から始まる出会い方です。価値観や生き方、これまでの経験からにじみ出る“らしさ”を起点にすることで、選択のストレスを減らし、後悔の少ない出会いにつながる可能性があります。
婚活の基準は「どれだけ迷わず、納得できたか」
今回の調査が示したのは、婚活における新しい評価軸です。それは、効率の良さではなく、心の負担が少ないかどうか。迷い・不安・後悔を減らし、「この選択でよかった」と思える出会いをつくること。メンパを意識した婚活は、これからさらに広がっていくかもしれません。
【調査概要】
調査名:マッチングアプリにおける“その人らしさ”の伝わり方意識調査
実施時期:2026年1月
対象:全国のマッチングアプリ「Omiai」ユーザー(全員独身)n=1,725(マッチングアプリで出会った恋人・配偶者とのお別れ経験者 n=711)
実施方法:インターネット調査
実施主体:マッチングアプリ「Omiai」
▼調査概要やサービス詳細
https://www.omiai-jp.com
https://support.omiai-jp.com/hc/ja
