細胞壁を壊すのがカギ!ジュースで栄養吸収率が上がる理由

野菜の細胞は強固な「細胞壁」で覆われており、これが栄養素の吸収を阻害する壁となっています。生野菜をそのまま噛んで食べるだけでは細胞壁を完全に壊すことができず、せっかくの栄養を体内に吸収しきれません。


効率よく栄養を摂るためのポイントは「加熱」と「破砕」です。野菜ジュースを作る工程で細かくすりつぶされたり加熱されたりすることで細胞壁が破壊され、中に閉じ込められていた成分が体内に吸収されやすくなります。
特に、以下の栄養素は加工品にすることで吸収率が大幅にアップします。

- リコピン(トマトなど):吸収率が約3.8倍にアップ
- β-カロテン(ニンジン・カボチャなど):吸収率が約1.5倍にアップ
美容やエイジングケアのために抗酸化作用の高い成分をしっかり摂りたい方にとって、野菜ジュースは非常に efficient(効率的)な手段と言えます。
野菜ジュースVS生野菜!賢い使い分けと注意点

厚生労働省が推奨する1日の野菜目標摂取量は350g。お皿に盛ると相当なボリュームがあり、忙しい毎日の中で調理して食べきるのは簡単ではありません。
だからといって「野菜ジュースだけで OK」というわけではないのが注意すべきポイントです。
- 野菜ジュースが得意なこと
- リコピンやβ-カロテンなどの吸収率アップ
- 忙しい朝や外出先でもサッと補給できる手軽さ
- 生野菜・調理食が得意なこと
- 絞りかすとして除かれがちな「食物繊維」の補給
- 加工時の加熱で減少してしまう「ビタミンC」の補給
- 噛むことによる満足感や消化の促進
基本は日常の食事からバランスよく生野菜や加熱調理した野菜を摂り、不足しがちな分を野菜ジュースでスマートに補うのが理想的なスタイルです。
日常から非常時まで!ローリングストックで健康を守る

手軽で栄養吸収率の高い野菜ジュースは、実は防災備蓄(ローリングストック)にも最適です。
災害時などの非常時にはスーパーで生鮮食品が手に入りにくくなり、どうしても栄養が偏りがちになります。賞味期限の長い紙パックや缶の野菜ジュースを普段から多めに買っておき、「日常的に飲みながら、減った分を買い足す」ローリングストックを実践すれば、万が一の際にもビタミンやミネラルをしっかり補給できます。
野菜ジュースを味方につけて輝く毎日を

どれだけ体に嬉しい栄養が詰まっていても、毎日続けるなら「美味しさ」が何より大切!今はまっているのが『カゴメにんじんジュース』。
一口飲んだ瞬間に広がるのは、にんじん特有の嫌な臭みが一切ない、すっきりとした自然な甘みです。
カゴメ独自の製法によって素材本来の美味しさが丁寧に引き出されており、まるで絞りたての野菜をそのまま味わっているかのようなフレッシュ感を楽しめます。まろやかな喉ごしとコクがありながらも後味は驚くほど爽やかで、野菜ジュースが苦手な方でも毎日ごくごく飲める満足感のある味わいに仕上がっています。
野菜ジュースと生野菜にはそれぞれの強みがあります。仕組みを正しく知って組み合わせることで、忙しい毎日でも無理なく“自分をアップデート”できる健康習慣が身につきます。
まずは今日のランチや朝食に、お気に入りの野菜ジュースを1本プラスすることから始めてみませんか?
【出典】
※1 (リコピン): Gärtner, C et al. “Lycopene is more bioavailable from tomato paste than from fresh tomatoes.” The American journal of clinical nutrition vol. 66,1 (1997): 116-22.
(β-カロテン): Livny, Orly et al. “Beta-carotene bioavailability from differently processed carrot meals in human ileostomy volunteers.” European journal of nutrition vol. 42,6 (2003): 338-45.


