日本全国の老舗の逸品を扱うECサイト「老舗通販.net」を運営するスターマーク株式会社(agataJapanWeek実行委員会)が、10月20日の『老舗の日』にちなみ、日本が世界に誇る老舗の技術、伝統や文化を幅広く伝える一日限りの限定イベント『老舗フェスティバル by agataJapan』を開催しました。

老舗数が世界一の日本！『老舗の日』に伝統を現代へ継承するイベント

日本は創業100年を超える企業が世界一多く、『老舗』は翻訳不可能な日本固有の『Shinise』文化であると。毎年1000社以上の企業が創業100周年を迎えており、2019年中に業歴100年となる企業を含めた「老舗企業」は全国に3万3259社存在することが分かっています。

日本が世界に誇るべき『老舗文化』を毎年定期的に認識すべく、東都のれん会広報委員会での協議を経て「老舗通販.net」を運営するスターマークが、商売の神様として知られる恵比寿様の祭り、恵比寿講の日である10月20日にちなんで申請、その後、制定されたのが『老舗の日』です。

今年、その老舗の日に、老舗文化の継承と現代文化との交差点を作ることを目的とした一日限りのイベント『老舗フェスティバル』が若者文化の発信地渋谷の新たなランドマーク『渋谷ストリーム』で行われました。

全国から老舗に関わる人々が集結！『老舗サミット』

全国の老舗が一同に会し、そばの老舗総本家更科堀井の堀井良教氏ほか旦那・女将衆によって老舗の取組事例が紹介された『老舗サミット』。

開会挨拶は、若者カルチャーの中心となる渋谷の区長、長谷部健氏。今回のテーマである「老舗」と真逆とも思える立ち位置から、老舗の魅力・そしてその大切さと向き合いました。

コロナの時代が終わりに近づき、またインバウンドが増えつつある今、日本の老舗文化の広まりが自治体や国にもいい影響を与えていくことになりそうです。

世界初！京都伝統の織物『丹後縮緬』×AI NFTプロジェクトを発表

パネルディスカッションでは、 400年以上の歴史を誇る扇子の老舗『伊場仙』や日本唯一の楊枝専門店『さるや』、全国新酒鑑評会で最優秀の金賞を多数受賞している天保2年創業の酒蔵『八木酒造部』の代表など、日本を代表する老舗旦那衆も集結。

伝統工芸×NFTの取組みも複数紹介されました。特に京都伝統の織物技術『丹後縮緬』×AIの取組は、AIが構成したデザインデータを元に、実際に丹後縮緬の職人が織物に仕立て上げ、デジタルアートと工芸品の両方をNFT化する、世界初になる可能性があるプロジェクトとして注目されています。

伝統的な文化と、アートやITなど新たな技術の融合で、また新しい形で日本の素晴らしさが世界に広がっていくのが楽しみです。

主催企業・スターマーク株式会社

日本のよいものを世界へ世界のよいものを日本へ
伝統のよいものを現代へ現代のよいものを伝統へ
日本全国47都道府県と世界195ヶ国をつなぎ、文化交流をすることで相互理解を深め、平和な世界実現への貢献を会社のミッションとしています。シンガポール/ ベトナムに現地法人を設立し、日本の文化・商品を海外に紹介している文化の商社です。