6. 三菱「eKスペース」

画像: 6. 三菱「eKスペース」
燃費
(km/L、WLTCモード)
19.2~20.9(2WD)
17.5~19.0(4WD)
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,780(2WD)
1,800(4WD)
最小回転半径(m)4.5
車両本体価格139万9,200~181万1,700 円

三菱「eKスペース」は日産と三菱が共同開発した軽自動車で、先にご紹介した日産のルークスとは兄弟車といえ、エンジンやプラットフォームなどの基本コンポーネントは共通です。

・小さな子供であれば、立って着替えも可能
室内長は2,200mm、室内高は1,400mm(グレードによっては1,390mm)の室内スペースは、小さな子供であれば立って着替えも可能なほど、広々としています。また、後席スライドドア開口部が650mmと大きいため、荷物をたくさん抱えていても乗り降りがスムーズにできるでしょう。

・リアシートは最大320mmのロングスライドが可能
リアシートは最大320mmのロングスライドができるため、前方にスライドをすれば運転席と後部座席との距離が近くなり、より会話がしやすくなります。加えて荷室も広がるので、荷物をたくさん載せることも可能です。後方にスライドすれば、大人でもゆったりとくつろげるほどのスペースが確保できます。

・先進安全技術が標準装備
eKスペースは、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置に相当する予防安全技術はもちろん、ドライバーの運転負荷を減らしてくれる運転支援機能も採用しています。多くの方に選ばれているオプションの高速道路 同一車線運転支援機能「マイパイロット」は、システムが先行車との適切な車間距離を維持しながら車線内走行を維持するようにステアリングアシストを行うので、ロングドライブもより楽に、安全に楽しめます。

画像7: クルマ専門家・マイカーコンシェルジュ 若林由晃

クルマ専門家・マイカーコンシェルジュ 若林由晃

リアシートは、スライドドア側と荷室側の二方向から操作ができ、リアシートを格納すれば広い荷室が確保できます。大きな荷物や長い荷物を載せるときに大活躍です。

7. スズキ「ワゴンRスマイル」

燃費
(km/L、WLTCモード)
23.9~25.1(2WD)
22.5~23.6(4WD)
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,695
最小回転半径(m)4.4
車両本体価格129万6,900~171万6,000円

「ワゴンRスマイル」は、スズキを代表するロングセラーのひとつ、軽ハイトワゴンの「ワゴンR」シリーズの一員であり、2021年9月に販売が開始されました。ワゴンRならではの程良い大きさと広さにスライドドアの利便性を組み合わせたモデルです。

・ベースモデルのワゴンRより高い室内高
ワゴンRスマイルはスライドドアを搭載するにあたり、室内高をワゴンRよりも65mm上げています。そのため同社のスーパーハイトワゴンであるスペーシアほどではありませんが、かなりゆとりのある室内空間を確保しているのも特徴のひとつといえるでしょう。

・扱いやすいサイズ感を確保しながらスーパーハイトワゴン並みの乗降性を実現
室内空間はワゴンRよりも拡大しながらも、最小回転半径はワゴンR同等の4.4mを維持し、取り回ししやすさはワゴンRと変わりありません。さらに、スライドドア開口幅は乗降性の高さで定評のあるスペーシアと同等の600mm、リアステップ高は345mmを実現しているので、乗降性も申し分ありません。

・マイルドハイブリッドシステムを採用
モーター機能を搭載した発電機を搭載し、減速時に発生するエネルギーを利用して発電、加速時にモーターでエンジンをアシストすることで燃費向上に貢献するマイルドハイブリッドシステムを採用し、2WD車のWLTCモードカタログ燃費は25.1km/Lという低燃費を実現しています。

・「スズキ セーフティ サポート」を標準装備
ワゴンRスマイルでは、夜間の歩行者検知も可能な衝突被害軽減ブレーキである「デュアルカメラブレーキサポート」や、後退時にも衝突の危険が発生すればブレーキを作動させる「後退時ブレーキサポート」などを含む予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を標準装備し、全車が「サポカーSワイド」に相当する安全性を有しています。

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クルマ専門家・マイカーコンシェルジュ 若林由晃

スクエアなフォルムと丸目のヘッドランプを組み合わせたユニークなエクステリアデザインもワゴンRスマイルの魅力。また、多彩なボディカラーの設定があるので、車のルックスにこだわる方にもおすすめです。

8. スズキ「エブリイワゴン」

燃費
(km/L、WLTCモード)
13.3(2WD・4WD)
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,818(標準ルーフ)
1,910(ハイルーフ)
最小回転半径(m)4.5
車両本体価格156万9,700~192万9,400円

スズキ「エブリイワゴン」は商用モデルの「エブリイ」がベースの軽キャブワゴンです。一見するとN BOXやスペーシアのようなスーパーハイトワゴンと似ていますが、N BOXやスペーシアはボンネット型のワゴンであるのに対し、エブリイワゴンはエンジンを運転席下に配置したキャブオーバー型
であるという違いがあります。

・商用バンベースならではの積載性が最大の魅力
エブリイワゴンは大量の荷物を積み込むことが前提の商用バンがベースであるため、荷室を含む居住空間の広さはかなりのものがあります。乗車定員の4人が乗った状態でも家族で数日間旅行に行く程度の荷物は余裕で積み込めます。さらにシートアレンジをすればサーフボードのような大型の荷物や自転車を2台積み込むこともできるため、サイクリングやマリンレジャーなどが趣味、という方にも十分対応できるでしょう。

・車中泊も余裕でこなせる
エブリイワゴンの室内サイズは室内長2,240mm、室内幅1,355mm、室内高はハイルーフ車で1,420mmを確保しています。近年人気のスーパーハイトワゴンを超える室内の広さを確保しており、フルフラットにも対応しているので大人の男性でも余裕で車中泊を楽しめます。純正アクセサリーも豊富にラインナップされており、2段ベッドセットを使用すれば乗車定員の4人が足を伸ばしてくつろげるので、自然災害などの非常時の備えとしてもいいでしょう。

・快適性もしっかりと確保
商用モデルがベースとなれば機能性重視で快適性はあまり期待できない、というイメージが先行しがちです。しかし、エブリイワゴンは携帯リモコンを身に付けていればスイッチ操作でエンジンの始動やドアのロック・アンロックができる機能やスマートフォンなどの充電に便利なUSB電源ソケット、フルオートエアコンや運転席シートヒーターといった快適装備があるので、日常的な使用で不便を感じることはありません。

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クルマ専門家・マイカーコンシェルジュ 若林由晃

軽自動車最大級といえる居住空間の広さはエブリイワゴンの大きな魅力です。なお、エブリイワゴンは各メーカーにOEM供給されており、日産「NV100クリッパーリオ」、三菱「タウンボックス」、マツダ「スクラムワゴン」としてそれぞれ販売されています。

9. ダイハツ「タントファンクロス」

燃費
(km/L、WLTCモード)
20.6~21.9(2WD)
19.6~21.4(4WD)
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,785(2WD)
1,805(4WD)
最小回転半径(m)4.4~4.7
車両本体価格172万1,500~193万500円

数あるダイハツの車の中でもトップクラスの人気を誇るタントの派生モデルである「タントファンクロス」。2022年10月に現行型タントのマイナーチェンジのタイミングで登場しました。スーパーハイトワゴンならではの室内の広さ、使い勝手の良さを活かしつつアウトドアに似合う仕様とした1台です。

・クロスオーバーSUVのようなタフさを感じさせるスタイル
タントファンクロスは力強さを感じさせるデザインのヘッドランプやタフさを表現したフロントグリル、サイドガーニッシュなどを装着し、SUVのようなアクティブ感あふれるスタイルでアウトドアシーンにぴったりのエクステリアデザインを持つのが特徴。人気のあるスーパーハイトワゴンで、ほかの車とは異なる個性を持つモデルが欲しい方におすすめです。

・遊び心あふれるインテリア
カモフラージュ柄をあしらったシートや随所にあしらわれたオレンジのアクセントカラーなど、インテリアにおいてもアウトドアを意識した躍動感のあるデザインを採用しています。

・ファンクロスだけの専用装備
タントファンクロスでは、撥水加工を施したフルファブリックシート表皮や防水加工シートバックなどの専用装備を搭載し、キャンプや釣りなどで濡れたギアを積み込んだり、海水浴で子供が車内で着替えたりしても濡れや汚れが気にならないように配慮されているのもうれしいポイントです。また夜間の荷物の積み降ろしの際に活躍するラゲージルームランプもあります。

・16もの予防安全技術を採用
ダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」に含まれる機能の充実度は車種によって変わります。タントファンクロスはグレード別設定の機能やオプションで追加できるものを合わせると16もの予防安全機能を採用し、非常に高い安全性を誇ります。

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クルマ専門家・マイカーコンシェルジュ 若林由晃

タントファンクロスでは駐車時のハンドル操作をシステムがサポートしてくれる駐車支援システムもオプションで追加できます。さらにステアリングアシストを伴う高度な運転支援機能もあるので、安全性にこだわる方にもおすすめできる1台です。

10. スズキ「スペーシアベース」

燃費
(km/L、WLTCモード)
21.2(2WD)
19.9(4WD)
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,785~1,800
最小回転半径(m)4.4
車両本体価格139万4,800~166万7,600円

ここからご紹介する3車種は、4ナンバーの商用モデルではありますが、従来の業務用バンとは趣が異なり乗用車と商用車それぞれのメリットを活かすように考えられているのが特徴。乗用車感覚で使用できる、新ジャンルといえる車種です。

スズキ「スペーシアベース」は2022年8月に登場。スペーシアシリーズ初となる4ナンバーモデルで、商用車特有の積載性と乗用車のデザイン性や快適性、運転のしやすさを融合した「新しい使い方を実現する軽商用バン」をコンセプトに開発されました。

・マルチボードを全車標準装備
スペーシアベースを特徴付けるのが、全車に標準装備される「マルチボード」です。マルチボードによって車内を自在にアレンジすることが可能で、上段モードではデスクとして使用でき、ワーケーションにぴったりです。中段モードなら荷室を上下に分断する棚板となるため、荷物の整理がしやすいほかに車内作業時のローデスク代わりにもなります。下段モードにしてフルフラットにすることもできます。

・乗用車並みの安全性能
夜間の歩行者の検知も可能な衝突被害軽減ブレーキをはじめ、高速道路などの自動車専用道路でドライバーの運転負荷を減らして安全運転に貢献してくれる運転支援機能なども採用されており、乗用車と同様の高い安全性を有しています。乗る方を選ばず、誰もが安心して運転できるでしょう。

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クルマ専門家・マイカーコンシェルジュ 若林由晃

フロントグリルやドアミラー、バックドアガーニッシュなどをブラックでそろえ、まるで「スペーシアカスタム」のような存在感あふれる洗練されたルックスは商用車のイメージを一新するインパクトがあります。乗用モデルからの乗換えもしやすいでしょう。

11. ダイハツ「アトレー」

燃費
(km/L、WLTCモード)
14.7(2WD・4WD)
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,890
最小回転半径(m)4.2
車両本体価格156万2,000~206万8,000円

ダイハツ「アトレー」の先代モデルである乗用の「アトレーワゴン」は、先にご紹介したエブリイワゴンと長年ライバル関係にありましたが、2021年12月、約16年ぶりに実施されたフルモデルチェンジで4ナンバーの「アトレー」として生まれ変わりました。

・商用車ならではの最大積載量を活かすパッケージング
アトレーは配送業や農業など幅広い業種で活躍しているロングセラーの商用バン「ハイゼットカーゴ」をベースにしたモデルです。先代では乗用として展開していたにもかかわらず現行型で4ナンバーになったのは、ハイゼットカーゴ譲りの広い居住空間と最大積載量を活かしきるためということ。

この積載性の高さを活かしたパッケージングはレジャーニーズにマッチし、キャンプやフィッシング、マリンレジャーなどで活躍してくれます。

・新しい4ナンバーモデルの使われ方に対応する装備
現行型のアトレーは、レジャーやワーケーションなどの新しいキャブワゴンの使われ方に着目し、汚れても手入れがしやすい「イージーケアマット」や荷室アレンジや荷物の固定などに役立つユースフルナットやマルチフックを採用しました。

・豊富なカラーバリエーション
商用モデルでのボディカラーは、シルバー系やホワイト系などの定番色が2~3色設定されるのが一般的です。対してアトレーではあざやかなオレンジ系カラーやアウトドアにぴったりのクールなカーキ系カラーなどもラインナップし、全6色から好みのカラーを選ぶことができます

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クルマ専門家・マイカーコンシェルジュ 若林由晃

アトレーはデッキバンもラインナップされ、幅広いニーズに応えてくれるのが魅力。また両側スライドドアや「キーフリーシステム」「プッシュボタンスタート」などの快適装備もそろっているので、使い勝手も抜群です。

12. ホンダ「N-VAN」

燃費
(km/L、WLTCモード)
18.8~19.8(2WD)
17.0~18.0(4WD)
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,945(2WD)
1,960(4WD)
最小回転半径(m)4.6(2WD)
4.7(4WD)
車両本体価格127万6,000~187万2,200円

今回ご紹介した4ナンバーモデルの中で最も早く登場しているのがホンダ「N-VAN」で、こうした新ジャンルの先駆けといえるモデルです。軽自動車の絶対王者ともいえる存在のN BOXをベースとして開発されています。

・2つのスタイルをラインナップ
N-VANは仕事道具としてふさわしい、シンプルで機能性を重視したノーマルタイプと、内外装にこだわり乗用車感覚で使用できる「+STYLE FUN」の2タイプが用意されています。ノーマルタイプのボディカラーの設定はホワイト系とシルバー系の2色ですが、「+STYLE FUN」では「フレームレッド」や「プレミアムイエロー・パールII」といった個性的なカラーを含む8色から選択可能です。

・ホンダ独自のパッケージング技術で、縦に広がる大空間を実現
燃料タンクを前席下に収納するホンダ独自のパッケージング技術「センタータンクレイアウト」によって低床を実現し、縦に広い大空間を確保しています。また、荷物がたくさん積めることを重視し、スクエアなスタイルを採用しているため空間を無駄にすることなく隅々まで荷物が積み込めます。

・ドアインピラー構造を採用
また、助手席側にはドアインピラー構造を採用しているため、ドアオープン時にはかなりの大開口を実現しています。バックドアと助手席側の両方から一気に荷物の積み降ろしができるなど、業務用としての使い勝手もかなりのもの。荷室は完全にフラットな状態になるので、アレンジ次第でバイクも積み込めます。

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クルマ専門家・マイカーコンシェルジュ 若林由晃

N-VANは全車にホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備しています。ステアリング操作を支援して車線内走行を維持するようサポートする「車線維持支援システム」などの運転支援機能も搭載されているので、ロングドライブも安心して楽しめるでしょう。

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