毎日楽しく過ごすコツは「朝晩にクラッカーを鳴らすこと」！？王林がサイバーセキュリティイベントに登壇

2月1日、都内にて内閣官房 内閣サイバーセキュリティーセンターが主催する「内閣サイバーセキュリティ月間2024」キックオフイベントが開催されました。イベントにはタレントの王林さんが登壇し、トークセッションやクイズが行われました。

王林さんによるトークセッション

トークセッションでは「内閣サイバーセキュリティ月間2024」 のWEBCMに出演するタレントの王林さんが登壇。「私も一緒に、サイバーセキュリティについて勉強したいです！」と笑顔で挨拶をしてくださいました。

子どもからシニアまであらゆる世代がスマートフォンを使う社会、私たちの生活はますます便利になっていますが、同時にそれを脅かすサイバー犯罪も増加しています。

まずは司会者から、サイバー犯罪について経験があるかについて聞かれると「経験はないです。怪しいメールがきたりしても、こういうのは嘘だよな〜と思って対応しています。スマホでサイバー犯罪のメールがくるときって、こっちがあたかも悪いみたいな言い方のメールが来るじゃないですか。だから気持ちが素直な人は信じてクリックしてしまうかもしれないなって。やばいと思ったら周りに相談してほしい。まずは落ち着いてほしいし、ひとりじゃないんだよって思ってほしいです」とりました。

サイバー犯罪が流行していることにちなんで、自身のマイブームについて聞かれると「クラッカーです。 誕生日だけじゃなくて毎日クラッカーを鳴らしたら、毎日が楽しくなるなと思って始めました。朝と夜に鳴らすと気持ちが晴れやかになるので、たくさん買い溜めています。散らからないタイプがオススメです」と話し、会場では笑いが沸き起こりました。

王林がサイバーセキュリティクイズに参加

トークセッション後は、サイバー犯罪の実際の被害が描かれた動画を見ながら、サイバーセキュリティクイズが行われました。

「銀行や企業から身に覚えのないメールが届き、IDやパスワードの入力が求められたらどうするか」などフィッシングやサポート被害についてのクイズが行われ、王林さんは見事全問正解されていました。

実際にフィッシングやサポート詐欺の被害は昨年、過去最高の被害数に。個人だけでなく、企業への被害も拡大しているのだそう。その被害額は80億円。その数字を聞いて、王林さんもとても驚かれていました。

「内閣サイバーセキュリティ月間2024」をきっかけにしてほしい

王林さんは「今は、幅広い年齢の人がスマホを持っていると思います。私は大丈夫だとは思わずに、周りの人や大切な人を守るためにも、この期間にサイバーセキュリティについて知っていただければと思います」とコメント。

政府は「内閣サイバーセキュリティ月間2024」を2月1日〜3月18日まで強化月間とし、サイバーセキュリティ普及啓発の取り組みを積極的に実施予定です。自分や家族、大切な人を守るためにもこの期間をきっかけに、サイバーセキュリティの関心を深めてみてはいかがでしょうか。