あえて“和名”を選んだ、時代への挑戦

1971年
「小枝」という名前は、そのまま“お菓子が小さな枝に見えたから”。けれど、そこには当時としては大胆な決断がありました。
1960年代後半、世の中では“西洋風=カッコいい”という価値観が強く、商品名にアルファベットを使うことが主流。日本語表記は必要最低限にとどめるのが一般的でした。そんな時代に、あえて和名を前面に押し出すことは、社内でも賛否が分かれるほどの挑戦だったそうです。
パッケージデザインでも、和名を活かしながら“軽やかさ・可愛らしさ・新しさ”をどう表現するかが大きなテーマに。悩み抜いた末にたどり着いたのが、筆文字で「小枝」を書くというアイデアでした。この筆文字は、当時のデザイナーのお母様(書家)が何度も書き直して完成させたもの。洋菓子のようなチョコレートに、あえて和の筆文字を合わせることで生まれる“ミスマッチのインパクト”が、今も変わらないブランドの個性になっています。
赤いパッケージも、店頭でひと目でわかる存在感を意識したもの。小さなスティックチョコでありながら、しっかりとしたブランドの芯を感じさせるデザインです。
「高原の小枝を大切に」
1971年の発売当時、日本は高度経済成長の真っただ中。便利さの裏で、自然破壊が進む時代でもありました。そんな社会に向けて、「自然に目を向けてほしい」という願いを込めたキャッチコピーが、「高原の小枝を大切に」。
和名のチョコレートに、道徳的ともいえるメッセージ。これもまた社内で議論を呼びましたが、結果として多くの共感を集め、ブランドの世界観を形づくる大切な要素となりました。

現在
ロングセラーでありながら、森永製菓は決して立ち止まりません。ナッツの種類や焙煎方法、パフの種類、具材の量など、50年以上にわたり“サクサク感とチョコのバランス”を追求し続けてきました。
2026年には55周年を記念し、「小枝<ミルク>」を品質リニューアル。より軽やかで心地よいサクサク感と、カカオの風味を感じられる味わいへとアップデートされています。
そして今、春の香りとともに─「小枝<ロイヤルミルクティー>」が登場


ブランドの歴史を知ると、今回の限定フレーバーがより愛おしく感じられます。和名のチョコレートとして生まれた「小枝」が、紅茶の香りをまとって春のティータイムを彩る。その背景には、55年の挑戦と、自然を想うやさしい願いが息づいています。
“ひとやすみ”がもっと楽しくなるキャンペーンも開催

発売に合わせて、「小枝といっしょにサクッとひとやすみ」キャンペーンもスタート。小枝を購入した方の中から抽選で、
- おおきな小枝でひとやすみクッション(1名様)
- 選べる電子ポイント「デジコ」500円分(70名様)
が当たるチャンスも。ふかふかの“大きな小枝”に身を預けてひとやすみ…そんな夢のような時間が叶うかもしれません。

春の香りとともに、心までほどけるひとくちを
紅茶の香りがやさしく広がる「小枝<ロイヤルミルクティー>」は、春の気分転換にぴったりの限定フレーバー。
お気に入りのマグカップと一緒に、あるいは仕事の合間の小さなご褒美として、軽やかなサクサク食感を楽しんでみてはいかがでしょう。


