KKCompany Japan 合同会社が4月4日、東京都内にて新製品発表会を行いました。

今回の発表会では、“新製品『BlendVision Aim』の販売開始”、“林修先生のアンバサダー就任、そして“林修先生出演の新TVCM放映開始”が発表されました。

マルチメディア・動画×AI!新製品『BlendVision Aim』

台湾、シンガポール、マレーシア、そして日本。KKCompany Japan合同会社は、アジア太平洋圏に事業拠点を持つグローバルメディア&テクノロジー企業グループKKCompany Technologies Inc. の日本法人。2004年の創業以来、最先端のIT/メディアテクノロジー、クラウドやAI 技術を活用して、KKBOX 音楽配信事業、動画・ライブ配信ソリューションなどを展開するマルチメディア事業、クラウドDX 推進事業など、多様なビジネスをワールドワイドに展開しています。

画像1: マルチメディア・動画×AI!新製品『BlendVision Aim』

発表会冒頭では、KKCompany Japan合同会社トニー・マツハシ代表が登壇し、これまでの情報伝達の課題と、それらを解決する新製品『BlendVision Aim』を発表しました。

トニー氏は新製品について、「動画は文字に比べ約5,000倍の情報伝達が可能と言われている。実際に、私の息子も小学生の時に一人で魚を捌いており、どこで学んだのか聞いたところYoutubeと答え、動画の情報伝達力を実感した。企業・教育機関・官公庁等においても、効率的なコミュニケーションや、従業員のリスキリング・人材育成など、さまざまな分野で動画活用が進んでいる。一方で、動画は情報伝達量が多いだけに、求めている情報を探し出し、抽出したり、まとめたりするのに手間がかかり、また目的の動画を探し出すのにも労力・時間を要するなどの課題がある。『BlendVision Aim』はそういった課題を解決するサービスである。」と紹介しました。

画像2: マルチメディア・動画×AI!新製品『BlendVision Aim』

『BlendVision Aim』は、KKCompany が培ってきた動画技術とAI 活用技術を融合させることで、「動画」「音声」「文字」など、あらゆる情報資産の効率的な活用を可能とするマルチメディア対応 AI プラットフォーム。

従来のテキスト情報に加えて、企業における会議の録画、研修・トレーニング動画、企業・官公庁が提供している様々な情報や動画マニュアル、教育機関などが提供するオンライン講習、メディア業界における動画資産の効率良い活用などのアシストが可能です。

トニー氏は続けて、「企業や教育機関、官公庁等、動画を含めた膨大な情報をより効率的に活用したい様々なユーザーにとって『BlendVision AiM』は画期的な新製品であると自負している。例えばこれまで、膨大な動画の効率的な活用に苦労している、会議を録画しても見返したり再活用はしないだろうと会議録画することに後ろ向きだった、などの状況であっても、さらに多くの動画を恐れず活用しよう!どんどん録画して動画資産としてアーカイブしていこう!と思えるように人々のマインドに変革をもたらしうる。」と『BlendVision Aim』の魅力とその可能性について強くアピールしました。

発表会の中では、『BlendVision AiM』を利用して、会議の録画をもとに瞬時に議事録作成をしたり、必要情報を抽出したり、該当箇所のサムネイル作成したり、といった様子のデモンストレーションも行われました。

先行トライアルユーザー3社のコメント

●アルティウスリンク株式会社

完成度が高く、直感的に使えるインターフェースが素晴らしいと思いった。ロボットに問い合わせをしているというよりも本当に人とチャットするような感じで回答と動画の候補が現れてくるのは素晴らしい。コンタクトセンターだけでなく、バックオフィスの業務にも幅広く活用できるので、『BlendVision AiM』の可能性を感じるとともに、『BlendVision AiM』に期待している。

●代々木ゼミナール

膨大な数のアーカイブから目的の動画をすぐに抽出できて精度とスピードに大きな進化を実感している。我々の持っている動画の中で30分くらいの英語、数学、国語、理科、歴史コンテンツ300本使って確認してみたが、かなりの精度で認識され、コンテンツの量もたくさんあったにも関わらず、すごいスピード感で分析できた。各教科についてあまり詳しくないスタッフでも、このテキストのここで解説している、と生徒に提案できるようになる。

●株式会社PLAN-B マーケティングパートナーズ

テキストベースだけの回答よりも、動画も一緒にセットで提案してくれるということが非常にイメージがつきやすいのかなと感じている。また『BlendVision AiM』を使えば、講師が研修内容を事前録画しておき、『BlendVision AiM』に入れておけば、研修を受ける人が知りたい内容を探して、かつ、それを提案してくれるので時間的なリソースの削減が可能だと思う。

林修がブランドアンバサダーに就任!あわせて4月4日より新TVCMが全国で順次放映開始

画像: 林修がブランドアンバサダーに就任!あわせて4月4日より新TVCMが全国で順次放映開始

さらに、発表会では『BlendVision AiM』ブランドアンバサダーに林修先生が就任することも発表されました。新製品発売に合わせ、4月4日より新TVCMが全国で順次放映を開始します。

林修先生をアンバサダーとして起用した理由についてトニー氏は、「林先生は、ご存じの通り、知識人・有識者として抜群の実績と知名度を持ち、またそのコミュニケーションも極めて分かりやすく説得力がある。さらには教育現場の第一線での活動のみならず、その枠を超え、メディアを通じて広く人々の成長に真摯に向き合う姿勢が、マルチメディア対応AIプラットフォーム『BlendVision AiM』が今後の企業や社会にもたらしうる変革・可能性を多くの方々に広めていく上で相応しいと考えた。」とコメント。

新TVCMでは、「オンライン会議」篇、「研修動画」篇と題し、”今までのオンライン会議・研修動画の使い方が劇的に変わる”という新製品『BlendVision Aim』の強味を、困っている社員の問題が最終的に解決されるというストーリーを通じて紹介されています。

“AIがもたらす、“学び”への可能性”トニー氏と林修先生によるトークセッション

画像: “AIがもたらす、“学び”への可能性”トニー氏と林修先生によるトークセッション

テーマ1:教育の現場で、『BlendVision AiM』がどのように役立ちそうか?

林先生「怒られるかもしれないが、教育の世界は古い世界。勘と経験で色々なことがされている。例えば、何年分入試問題をやりなさいというが、何の根拠もない。そこを、これだけの内容が過去に出ており、今の生徒の学力はこのレベルだから、このように補おうというようにAIを活用していけるといいと思う。AI活用によって教育産業がよりよくなると思う。特に『BlendVision AiM』の検索機能はとてもありがたいもの。例えば、来年から共通テストで国語が一問増えるが、複数のデータを横断的に、視野を広く持って答える必要がある。そういう問題に対応するためにも、AIを使いデータを解析することで、問題を解きやすくする方法を生徒に伝えられるようになり、効率的に学んでもらいたいと思う。また、例えば英語では、“関係代名詞についてあの授業の中であの説明がよかった”、というようなざっくりとした希望を生徒が思った時に、『BlendVision AiM』を使えばパパっと動画の該当箇所を抽出できる、そういったところはすごい良いなと感じた。」

テーマ2:メディア分野で、「BlendVersion AiM」がどのように役立ちそうか?

林先生「TV業界の方は、こういう技術をどう使っていくかを、理解していない人が多い印象。今までできなかったからチャレンジしなかったことに、こういった技術によりこんなこともできるんだ!と気づいて、色々な新しいことをしていく、そんな優秀な人材が出てくるとよいと思う。」

トニー氏「我々は『BlendVision AiM』をテストする中で、スポーツ中継等を学習させてテストを行ってみた。すると、複数のスポーツ中継動画を基に、ある特定の選手についてのみ、その選手が“活躍している”、“中継されている”、“メディアに取り上げられている”、といった場面を抽出することも可能であった。」

林先生「僕もMLBが好きで、早い球を投げる選手を見ているだけで楽しい。そういった動画を抽出して見ることができるのはとても楽しい。自分の好きな選手の情報や動画だけ簡単に抽出できるというのは、ファンたちにとっても非常に面白いことだと思う。」

テーマ3:AI活用が、ビジネスに、そして日本に与える影響とは?

林先生「僕らが若かった時代は、日本の中で頑張ってトップを目指すことが考えられていた。しかし、今となっては、世界のどこででも活躍していける人材になる必要がある時代になってきている。AI技術の開発は、日本は欧米に先をとられてしまったと思う。しかし、情報に関しては、収集・分析・活用の3段階がある。その中で、資源が少ない日本だが、技術国として日本が、『活用』の部分について、活路を開いていってほしいなと思う。

記者からの質問「AIの発達により人間の仕事が減ると感じているが、これからもAIは人間の代わりにはなり切れないと思うか」

林先生「人間に何が残るのかは学者達も議論しているところ。一方で、世の中では人手不足と言われている。また、AIによって多くのことができるようになると、むしろ仕事は増えるんだ、という考え方もある。その中で人間だけができることが何か、というと難しい。ただ、知識不足かもしれないが、AIは1を1.5や2にするのは得意分野であるものの、0から何かを生み出すのは人間ならではのところだと思う。その部分は、人に残るところではないかなと希望的観測も含めて思っている。」

オンライン会議や大学受験教科学習の要約/議事録作成や、疑問点に関する説明動画の抽出などを瞬時に

画像: オンライン会議や大学受験教科学習の要約/議事録作成や、疑問点に関する説明動画の抽出などを瞬時に

発表会後、デモンストレーションコーナーでは、実際に自身の手元で『BlendVision AiM』に触れ、社内オンライン会議や大学受験教科学習のデモ動画を用いて、要約/議事録作成や、疑問点に関する説明動画の抽出、動画の該当箇所の時間を教えてもう、などを『BlendVision AiM』に依頼して、瞬時に回答をもらう、というような体験ができました。

瞬時にテキストだけでなく、動画からも欲しい情報を抽出できる、とても便利なサービスだと実感しました。

昨今、chat GPTなどが出てきて、生成AIが大変話題になっていますが、今回発表されたマルチメディア・動画×AIの新製品『BlendVision AiM』も大変興味深いですね。これからのAI活用がどうなっていくのかとても楽しみです。

「BlendVision Aim」の特徴

●文書ファイルだけでなく、今までAI が扱うのが難しかった動画ファイルや音声データを含めてAIで探し、取り纏めが可能
●3ステップで設定可能
●動画ファイルの文字起こし
●必要情報の抽出、要約、議事録作成、またそれらに関連・該当する動画部分の提示

BlendVision Aim」概要

●機能:AIによる動画・音声・文書データの探索・抽出・要約、複数のナレッジベース作成、動画文字起こし
●価格:(1企業/法人あたり125,000円/月~)初期費用無料。いずれも税別価格
●想定ユーザー:コールセンター製造業、教育をはじめとしたあらゆる業界
●想定活用シーン:会議要約・振り返り、研修・マニュアル、メディア制作

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